セラミドとアトピーの関係は?

セラミドとアトピーの関係は?

アトピー性皮膚炎の原因には、主に免疫異常やアレルギー反応といったものがあげられています。
しかし、最近はセラミドの不足も、アトピー性皮膚炎の原因のひとつだといわれているのです。
セラミドとアトピーの関係について、調べてみましょう。

アトピー性皮膚炎の人は肌のバリア機能が低い

現在においても、アトピー膚炎の原因については明確には解明されてはいません
しかしながら、はっきりしているのはアトピー性皮膚炎の人は正常なお肌の人に比べて、肌のバリア機能が低下しているという点です。

 

 

バリア機能が低下すると、肌のターンオーバーも乱れます。
アトピーの人はターンオーバー時に黒い過酸化脂質が発生し、かゆみを感じるといわれています。
ターンオーバーが乱れると、お肌に大切なセラミドの発生にも影響をおよぼします。
先天性のアトピー性皮膚炎の人は、遺伝子の異常からセラミドの量が少ないため、バリア機能が弱いという報告がされています

アトピー性皮膚炎の人のセラミド分子

セラミドは肌の角質層において、細胞と細胞をくっつける役割をはたしています。
肌の表面の層に存在するために、肌の潤いを保ったり外部の異物から肌を守るのに必要な、とても重要な成分です。

 

セラミドにはとても多くの種類が存在していて、解明されているのはほんの一部だそうです。

 

科学の発達によりさまざまな研究も進んでいて、セラミド分子についての興味深い報告もされています。
報告によると、正常なお肌の人には多く見られる高分子のセラミドが、アトピー性皮膚炎の人には少ないということです
逆に、低分子のセラミドがアトピー性皮膚炎の人には多く見られ、明らかに肌のセラミドに違いがあるようです。

アトピーにセラミドは効果的

セラミドが不足しているアトピーの人が、セラミド化粧品で補給するのはとても効果的だといわれています。
セラミドはもともとお肌に存在する成分ですから、刺激も少ないため敏感な肌でも安心して使うことができます。
セラミドを補給することで、肌のバリア機能を高めることもできます。
アトピーの人は、ターンオーバーで正常にセラミドを作ることができないため、日々のスキンケアでセラミドを補うことでお肌を整えやすくなります。

 

セラミドは皮膚科などの医療機関からも注目されています。
ただし、セラミドは薬ではありません。
アトピーの人でも安心とお墨付きのあるものや、医療機関がすすめるセラミド化粧品を使うと安心できるでしょう。